7.無添加ポリエチレンとは?|LDPEとLLDPEの違いを紹介
無添加ポリエチレンとは酸化防止剤や滑剤などの添加剤を含まないポリエチレンのことです。
●LDPEは無添加対応が可能
低密度ポリエチレン(LDPE)には無添加の製品があります。
LDPEは、高圧法によりエチレンを重合(ラジカル重合)して製造されるため、無添加の
製品を作ることが可能です。
この製法では、触媒を使用しないため、重合直後のポリエチレンは無添加の状態です。
その後の工程で必要に応じて酸化防止剤や滑剤などの添加剤が加えられることがありますが、
無添加のまま使用されるケースも多くあります。
●LLDPEとの違いとは?
一方、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)はエチレンと少量のα-オレフィンを共重合して製造されます。
一般的なLLDPEの製造には塩素系触媒が使用されることが多く、そのため、生成物中に触媒由来の不純物が含まれる可能性があります。
●無添加ポリエチレンの用途
無添加ポリエチレンは特に衛生性や安全性が求められる用途、例えば医療・医薬品包装や食品容器などで
使用されています。
●まとめ
無添加の方が衛生的で安全性が高いと考えられますが、生産性やコスト、加工性を考慮すると、添加剤の
使用が必要となる場合もあります。
そのため、用途や目的に応じて「添加剤の有無」を選択することが重要です。

