本文へ移動

26.ポリ袋の最小ロットは何枚から注文できる?|別注・規格袋の違いと選び方を紹介


 ポリ袋は規格袋を除き、ほとんどが別注生産となっております。
 「ポリ袋を別注で作りたいけど、何枚から注文できるのかわからない・・・」
 そんなお悩みをお持ちの方に向けて、ポリ袋の別注生産に必要な最小ロットや、規格袋を活用する方法を
わかりやすく紹介します。

●ポリ袋の別注生産に必要な3つのサイズ指定

 お客様には、以下の3つの要素を設定いただきます。
 1.厚み(○○μm または 0.○○mm)
 2.幅(業界の慣例により、cm ではなく mm 単位で表記)
 3.長さ(こちらも mm 単位で表記。例えば、2メートルは 2000mm と表現)
 
 幅や長さは 5mm 単位から設定可能ですが、ほとんどのご注文は 10mm 単位で承っております。
 これは JIS 規格における許容公差の影響があると考えられます。

 そのため、例えば 200L 用ドラム缶内袋では、「0.1mm × 950mm × 1700mm」や
「0.08mm × 1000mm × 1800mm」などのサイズをご指定いただく場合があります。

●最小ロットはどうやって決まる?

 生産ロットの決定要因
 ポリ袋の生産において重要となるのが 最低生産ロットです。
 それでは、生産ロットはどのように決まるのでしょうか?
 これは ポリエチレンチューブ(袋の元となる原材料)を製造するメーカーによって異なります。
 生産側としては 経済的に最適なロット数を考慮し、お客様にとっては許容可能な最大ロット数であることが求められます。

●小ロット生産が難しい理由

 例えば、「希望するサイズの袋を 10 枚だけ欲しい」という場合、実際の製造工程では以下のような課題が
生じます。
 ・ポリエチレンチューブの厚みやサイズの調整に時間がかかる
 ・生産の初期段階では 品質が安定しないため廃棄ロスが発生
 ・樹脂のグレード変更がある場合、押出機内の残留樹脂の置換が必要で、ロスが増加
 
 このような要因により、希望枚数が少ないと 単価が非常に高額になってしまいます。

●小ロットでも対応できる方法は?

 最低生産ロットの基準
 最低ロットは、
 1.ポリエチレンチューブの生産メートル数(M 数)
 2.使用する樹脂の重量
 の相関関係によって決定されます。
 
 メーカーによって多少の違いはありますが、当社では最低生産メートル数は3000M、樹脂重量は200kgを
目安としております。
 
 したがって、
 厚みが厚く、大型の袋 → 生産ロット枚数は少なくなる
 厚みが薄く、小型の袋 → 生産ロット枚数が5万枚や10万枚に達することもある
 という特性があります。

 お客様からは「その数量では 10年分の在庫になってしまう」といったお声をいただくこともあります。

●規格袋を活用するメリット

 規格化されたポリ袋をご用意しており、比較的少量からのご注文が可能です。
 また、近年は 環境負荷の低減が求められており、「多少のサイズ違いは問題ない」とご理解いただける場合は規格袋の活用をお勧めしております。
 
 しかし、現状では別注生産を求める市場ニーズが強く、規格化が進みにくいのが実情です。

●海外との比較と今後の展望

 一方で、ヨーロッパでは一定の規格化が進んでおり、ユーザーとメーカー双方の理解のもと、安定した
供給体制が確立されています。
 
 『大は小を兼ねる』という考え方が、日本市場に根付くかどうかは今後の動向次第ですが、環境配慮やコスト削減の観点からも、規格袋の活用が重要になってくるでしょう。

●まとめ|ポリ袋の別注と規格袋、どちらを選ぶべき?

 ポリ袋の最小ロットは、サイズや厚みによって大きく変わります。
 別注生産は柔軟性が高い反面、小ロットではコストが割高になる傾向があります。
 在庫スペースや使用頻度に応じて、規格袋の活用もぜひご検討ください。
公式サイトはこちらから
TOPへ戻る