本文へ移動

16.05.23『機能・エコ・利便性から選ぶ容器展2016』出展リポート

『機能・エコ・利便性から選ぶ容器展2016』が、2016年4月20日(水)10:30~17:00
大阪産業創造館主催(大阪市中央区本町1-4-5大阪産業創造館3F・4F)にて総勢43社の参加企業により出展・開催されました。
大阪産業創造館は、大阪市経済戦略局の外郭団体である「公益財団法人大阪市都市型産業振興センター」が運営している、経営相談をはじめ、セミナーやビジネススクール、商談会、交流会など、多種多様なサービスで主に中小企業をサポートしている団体です。
今回の容器展は、化学・食品・飲料・医薬品・化粧品・日用品に関連する容器メーカーや加工を行う様々な企業が集まり、各社がそれぞれのアイデアやノウハウを結集させた開発品や改良品をPRさせて頂く展示会で、小さなものでは化粧品などで使用されるラミネートチューブから、大きなものでは液体輸送などで使用される200Lドラム缶まで多種多様であり、当日は様々な容器が一堂に勢ぞろいしました。
容器はユーザーの手や目に直接触れるパッケージで、かつ商品の品質を維持する重要な役割を担うパッケージでもあるため、商品の用途に合わせた材料選定や使用方法などの検討がとても重要です。当日は「営業部門」「製造部門」「品質管理部門」など、様々なお客様がそれぞれの部門の要求する観点から熱心にご質問しておられたのが印象に残りました。
ただ、ご接客を通して『容器の差別化で商品に付加価値を向上させたい』というお考えがひしひしと伝わって参り、ご来場者も当初の想定は約500名でしたが、結果は約1300名以上と大きく上回るご来場者数となり非常に活気のある展示会となりました。
弊社は『円形』『角形』を問わず様々な容器に合った内装用のポリ袋をご紹介させて頂く事をテーマとして、化学工業分野では非常に需要が高く、ドラム缶液体輸送には欠かせない『円形』容器にフィットする内袋である「ポリ丸底ライナー」「アルミ丸底ライナー」。そして、卓越した清浄性と品質要求に答えた医薬分野において好評である「ハイクリーンポリ規格袋」「クリーンチャック規格袋」をメインに展示させて頂きました。
今回は容器展という事もありましたので、弊社ブースには食品業界や塗料業界の方々より「ポリ丸底ライナー」への多くのご質問を頂戴致しました。
ここで改めまして本製品の特長ですが、『ポリ丸底ライナー』は底形状が円形丸底をしたオープンドラム缶用内装袋です。底部は丸底形状を致しておりますので、円形であるドラム缶の内面にピッタリフィットし皺の発生がないため皺部分への内容物の回り込みがなく、内袋を装着したままでオートブレンダーによる攪拌や自動抽出機による抽出も可能になる便利な内袋です。
200Ⅼドラム缶用以外にも、20Lペール缶から50L・100L缶用タイプまでラインナップしており、ご使用後はライナーを交換するだけですのでドラム缶のリンク使用が可能となります。
さらに、素材は無添加ポリエチレン製ですので「酸」「アルカリ」を問わずほとんどの内容物に対しての充填可能で、
(1) 異物混入・コンタミネーション防止
(2) ご使用後は内袋を取り出して、絞り出し、内容物を取り出す事もできますので製品ロスの低減
(3) 上記(2)の内容に付随して、ロス低減に伴い産業廃棄物も低減
といった数多くのメリットを持った内袋です。
ロス低減や廃棄物低減は弊社も同じでありますが、製造業の大命題でもあります。
お客様からは、「まずは試してみたい!!」「他のポリエチレン袋などを使用しているが作業性向上の為に丸底タイプへ変更検討したい!!」 など数多くのお願い引き合いを頂戴致しました。
本当に数多くのお客様にご来訪頂き、ご質問なども多く頂戴して当社スタッフ一同改めて勉強となりました。
今後もこの様な場をお借りして更なる製品紹介に取り込んでいきたいと思います。
最後になりましたが、当日弊社ブースへお立ち寄り頂きました皆様に改めて深く御礼申し上げます。
有難うございました。